Ⅳ型から全グレードにイモビライザーが標準装備されるようになりました。
これまでは・・・
開錠→直結→持ち去り
だったのが、
開錠して侵入してもイモビライザーが装着されていることでエンジン始動ができません。
ひとまずはセキュリティとして機能してくれます。
しかし・・・
イモビライザーの機能をキャンセルもしくはリセットすることができるイモビカッター。
ニュース等でも取り上げられたり条例で規制をする自治体も増えてきましたが、コイツを使われるとセキュリティ的には無防備になってしまいます。
(現在でも中華系のオークションサイトやネットショップで簡単に購入できます。)
レジアスエース(ハイエース)のドアはツールを使えば数秒で開錠できてしまうので・・・
イモビカッターを組み合わせると、
開錠→イモビカッター装着→イモビライザ無効化→エンジン始動
という感じで持ち去られる可能性があります。
うーん・・・空しい・・・
そこで、次の手。
このイモビカッターをキャンセルするデバイスが登場。
イモビライザー機能は生かしつつイモビカッターによるECUへの情報消去や改竄はさせないというもの。
これで・・・
開錠→直結
開錠→イモビカッター
どちらのパターンでもエンジンは始動しないことになります。
ディーラー純正のオートアラームを装着すると、
・ドアこじ開け
・室内侵入
・バッテリー外し、再装着
に対応するので、組み合わせることで自走で持ち去りパターンに対しての備えになると見ることが出来ます。
実用的な線はこのあたりかなーと思っています。
<おまけ>
こじ開けやガラス割りはされてしまいますが、単なる車上荒らしであればハイエースだけを狙うわけではないので車内への残置物等に留意しておけばさほどリスクにはならないような気がします。
レジアスエース(ハイエース)ありきの行為であれば、年式やイモビ・セキュリティデバイスの有無を確認してから事に及ぶはず。
アナログデバイスも併用し、「意識高い系」をアピールしておけば抑止力につながるのかなと・・・
しかし、レッカーやローダーを用いた盗難には無防備。
ヤルとキメたら必ずヤラれてしまいそうだし、エンドユーザーがそれに備えるってのはなかなか大変そう。