BLIZZAK VL1

雪国暮らしを止めてから間もなく20年が経ちますが、習慣で冬期は全車スタッドレスタイヤに換装しています。
ブリザック VL-1
<ブリザックVL1>
レジアスエースにもそろそろと言うことで、LT専用ブリザックであるVL1を購入。純正と同じ195/80R15 107/105Lがリリースされています。
(LTタイヤなのでディーラーへの入庫や車検もオーケー。)

dd-1
ホイールは結局以前ポストしたベアロックDDのマットブラック&ポリッシュを組むことにしました。
純正ホイール然としているので、オジサン的には地味に使えるはず。
タイヤと同様にJWL-T適合品なので車検やディーラーへの入庫も大丈夫です。

ブリザック VL-1
<明らかにハイエース的シルエットwww>
インチアップすると乗用車向けのVRX2等も選択枝に入るのですが、とりあえず見送り。
実際に乗り始めてみるとLTタイヤは別に悪くない。
むしろ乗用車用タイヤは「イマイチ?」と思っています。
ロードインデックスはともかくとして、サイドウォールやショルダー部分の剛性が足りない気がしてなりません。
少し前に乗用車用タイヤを履かせたレジアスエースを2日ほど乗ったんですが、「柔らかい」とか「乗り心地がよい」というよりは車体重量やサスペンションロードにマッチしていない?
腰砕け的に縒れているという感じ。
全然良くない。
というか怖い(笑)
純正装着されているエコピアRD-613のほうが5速全開付近まで踏んでいってもいたって普通。

Nマークなしのタイヤをうっかり付けちゃった人がフラフラしているのと似ています。

大風呂敷的な話で行くと・・・
レジアスエース(ハイエース)はサスペンション機構にF1と同じトーションバーが使われています。
F1のタイヤが未だに13インチなのはレギュレーションの問題もありますが、タイヤプロファイルによって生じるたわみをサスペンション効果として利用しているという側面も大きい。
負荷入力にリニアなコイルスプリングと異なり、トーションバーはエクスポネンシャルに反発力が上がる。(捻れ始めは柔らかくてもあるところからは突然硬くなる。)
レジアスエースの場合も、初期ロールした後は80というタイヤプロファイルのたわみとタイヤの剛性を利用して硬くなるトーションバーの特性を相殺していると考えられます。
リヤのリーフスプリングも特性的には類似しているので、タイヤの動きまで含めて統合的にサスペンション効果として利用していると捉えることも出来ます。

インチアップという名目でサイドウォールやショルダー部の剛性が低い乗用車用のロープロファイルタイヤを装着すると、たわみ量も剛性も足りない感じになるんじゃね?と邪推中(笑)

フラフラしてまっすぐ走らないのも、ロールの入り方も戻り方も不自然なのは全部こいつのせいか!的な(笑)

そして、その補填行為としてローダウンや各種ラバー関連、スタビ、リーフやトーションバー等を交換しまくるという迷いの森に入って行ってしまうパターンに陥りそう。アブナイアブナイ・・・

という事で1シーズン目は普通な感じで使ってみたいと思います。

<おまけ>
スタッドレスタイヤの場合はLTと乗用の開発サイクルや性能差を指摘している方もいらっしゃるのですが、「実際はどうかな?」という感じ。
タイヤで違うのは解るんだけど、車輌のもつ基本能力を補うほどの有意な性能差は出ないかなって・・・
ホロニックやガーデックス(古!)の時代と比べれば歴然たる差があるのは間違いないでしょうけども、2倍も3倍も違うというような事は無いと思うんですよねー

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